先ほどのゼロヨンの通りとは違い、やや狭い1車線の道。
登りと下りが1本ずつあるだけの極めて難易度が高そうな路面は、
夜目にもはっきりとわかるほどタイヤの跡が刻み込まれていた。
その「W」の道を取り囲むように1段高い歩道があり、
強固なガードレールが取り付けられている。
特筆すべきはそのガードレールには明らかに新品が混ざっている事だろう。
最もフレッツ光は新しいレールの付近には高さが2メートル以上もある看板で
「死亡事故現場」という表示がなされていた。
この理由だろうか。最近付け直したとしか思えないレールは。
そして、この怒号。
ウオーッ!アオーッ!というノリノリの怒鳴り声が、
投げ捨てられたペットボトルを振動させるほど沸き起こっている。
先ほどのゼロヨンと比べればかなり狭いフィールドであるが、
ほぼ同じ人数が居ると確信できるほど凄い人だかりとなっていた。
飲み屋の繁華街にも匹敵するほどのひしめき合いが歩道すべてを包み込み、
まるでライブ会場のように大声で叫びながら跳びはねている。