大切な話があると新本に居酒屋「鈴本」に誘われたのは小川雄太の事件の二日後であった。立て続けに新本からの誘い、ついこないだは俺の方が発信源となり新本を誘ってはいた。前回のラーメンとは違い大切な話があるという条件もあった。俺は自分の特殊能力のこともあり新本の誘いを乗り鈴本に向かった。鈴本に入り俺が驚いたのは遅刻するのが当たり前の新本の方が先にきて俺を待っていた。 
「遅いぞ、坂本」と店に入った俺を新本は手招きをして呼んだ。 
「遅いも何も時間通りだろ」と俺は言い新本の向かいに座る。 
「まあ、いい。飲み物は何にする?」と言う新本の前には手の付けられていない生中があった。「最初は俺も生中でいいよ」というと新本が店長に生中を頼んでくれた。 
俺の生中がきてから乾杯をしてビールを半分飲んでから肉じゃが、厚揚げ焼き、枝豆、冷奴、お新香、串盛り合わせ、野菜サラダなどを注文する新本。今日の新本は手際が早かった。 
「どうした、大切な話って」とスピードメニューはフレッツ光